第４回目は、実際に候補物件を見に
行きましょう。
まず、インターネットで物件情報を
確認するとき、もしくは不動産屋さんで
図面をもらったとき、家賃等の費用の
ほか、周囲環境などの場所を見ると
思います。
不動産広告表記について知って
いますか？？
駅から「徒歩〇〇分」は、実際に
歩いてかかる時間ではありません。
実は「徒歩１分は８０ｍ」で換算
されます。
つまり坂道があっても、信号が
いくつあっても、開かずの踏切が
あっても、距離換算で徒歩〇〇分が
表記されています。
ですので、徒歩〇〇分という表記は
距離に換算してイメージすると良いです。
最近ではＮＡＶＩＴＩＭＥとかルート
検索アプリで調べると、実際にかかる
時間が表記されるので、そちらを利用
しても良いかもしれません。
さあ、実際にあなたは現地に到着しま
した。
一番先に何を見たらよいでしょうか。
営業マンに誘導されて、すぐにお部屋に
入りがちですが、簡単に建物の周囲を
見てみましょう。
特に、マンションならエントランス、
郵便ポスト、通路、階段などを見て、
ゴミが落ちていたり、掃除がされて
いるかどうかチェックします。
つまり、管理が行き届いた物件で
あれば、入居後も綺麗な環境で過ご
せます。
また、自転車を利用する人なら、自転車
置場があるのかどうか、屋根は付いて
いるのかどうかもチェックしておきま
しょう。
さらに、宅配ボックスの有無も確認して
おくと良いでしょう。
最近は、ａｍａｚｏｎで買い物する人も
増え、荷物の受け取りが安心です。
そして、１番おすすめしたいのは、
掲示板等に貼られた掲示物内容を
チェックする事です！！
この掲示物を見れば、この建物の環境面が
一発で分かります。
今住んでいる方はどんな人がいるのか、
常識のある人、ない人、モラルやマナーが
悪い人が多そうなのか。
また、建物や周囲環境でどんな犯罪がある
のかを知ることが出来ます。
例えば、掲示物に「騒音に関する注意喚起」
が書かれていれば、騒音に悩んでいる入居者が
いる物件だと分かります。
また、ごみ集積場のマナーについて書かれて
いれば、ごみの分別ができていない人が多い
とか。
郵便物の抜き取り被害や不審者情報、あるいは
車上荒らしや盗難に関するお知らせが貼って
あれば、そういう環境にある物件、地域である
ことが分かります。
ただ、誤解がないようにして欲しいのですが、
どの物件でもある程度、注意喚起する掲示物は
あります。
けして珍しいことではありません。
反対に不動産会社さんがきちんと問題を把握し、
住んでいる方を思って、注意喚起していて、
むしろ管理されている物件かもしれません。
それを理解した上で、不安になるようでしたら、
営業マンに確認すると良いでしょう。
その上で、気になってしまうのなら、その物件
は止めた方が良いと思います。
マナーの悪さ＝ご入居者様の質が悪いのは
間違いありません。
失敗しないためには、掲示物をチェックしま
しょう！！
